成長した錆コブは、大きく分けて2種類の物質に変質します。
それが、『硬いコブ』と『柔らかいコブ』です。
柔らかいコブは、前述したバクテリア類(スライム)と柔らかい錆が融合したものです。
硬いコブは、錆が酸化しきった状態、『マグネタイト(黒錆)』と呼ばれる状態です。
身近にあるマグネタイトは、小学校、公園等にある鉄棒をイメージしていただくと、分かりやすいと思います。(表面処理されているので、雨ざらしなのに錆コブが発生しない)硬いコブは、錆の酸化が進みきった状態で、密度が高くなる為非常に硬くなります。この硬いコブが増殖しすぎると、目詰まりや剥離した場合漏水、赤水障害が発生します。
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